太平容器株式会社

ドラム缶と循環型社会

ドラム缶と循環型社会 昨今の環境問題は、人々の暮らしや事業活動が多様化する中で、特定の工場などを原因とする産業型の公害ばかりではなく、日々の普通の暮らしやデイリーな事業活動から生じる環境負荷をどのように解決して行くかがテーマになって参りました。

 また、昨今の環境問題はグローバル化が起因する事も特徴の一つで、国境を越えた、正に地球規模の問題として捉えられるようになって参りました。

 言い換えれば、今日の環境問題は、特定の人や企業だけではなく、皆が地球規模で向き合う意識が重要になってきたという事で、一人一人のライフスタイルやビジネススタイルを如何に環境負荷の少ない、そして持続可能なものへと変えていく事が求められているのです。

 そのような流れと呼応するように、1993年にはそれまでの「公害対策基本法」が廃止され、環境保全についての基本理念と施策の基本となる事項を定めた「環境基本法」が制定されました。

 また2001年にはこの「環境基本法」の理念に則り、大量生産→大量消費→大量廃棄という流れを改め、循環型社会を作るための基本原則を定めた「循環型社会形成推進基本法」が制定されました。

 この法律に於ける循環型社会とは廃棄物の発生を抑え(リデュース)、使用済み製品がリユース・リサイクル・熱回収等により適正に循環的に利用され、循環的な利用が行われないものについては、適正に処分され、天然資源の消費が抑制される社会であるとされております。

 また、リデュース・リユース・リサイクルは環境分野の3Rと呼ばれ、この理念が広く市民や企業に浸透してきております。

 そしてドラム缶では、形を変えずに繰り返し使用されるリユースは戦前から行われておりました。終戦後は鉄資源の不足も背景に繰り返し使用がなお一層浸透して行きましたし、昭和48年頃のオイルショック以降は産業界に於いて終戦後から主流だった「修理ドラム制」から「売り切り買い取りドラム制」へ移行する中でドラム缶リユースが確立して行きました。現在はCO2削減の面や、エネルギー効率の面などからドラム缶のリユースシステムを如何に継続して行くかが我々の課題だと感じるところです。

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